今日はパソコン教室を見学させていただきました。
パソコン教室とは言っても、「視覚障がい者」のパソコン教室です。
たまたま、参加者さんが都合がつかなかったみたいで、午前中の視覚障がいの方は2名…
しかも、福祉協会「理事」などの方でした。
どちらかと言うと指導する側の方みたいで、個人的にワードやエクセル、HPの閲覧などをどのように行うのか教えていただいちゃいました。(〃∇〃)
正直な話、見学に行く前は、現在のパソコンは視覚に頼る事が非常に多いので、どんな事が出来るのか分かりませんでした。
今回のパソコン教室では、就労目的でなく、日常生活にパソコンを使うのが目的らしく、ホームページの閲覧やメールのやり取りを指導しているそうです。
就労目的の訓練はまた別のところで行っているようです。
基本のPCの操作はキーボードのみで行ってました。
この操作は、知っておけば健常者でも役立つ便利な操作なので、こんなパソコン教室もあり?なんて思いますがw
(ワードの操作などは、いちいちマウスを使わなくてもキーボードだけで操作出来れば楽ですよねえ。)
書かれている文章は音声読み上げのソフトがあり、読む早さの調節も出来ます。
(就労されている方では、通常の3倍早い速度の読み上げも分かるそうです)
位置を指定しなければならない「イラストレーター」や「CAD」などは出来ないかと思われますが、このペーパーフリーの時代では電子文章が主流になりつつあるので、視覚障がい者の方が情報収集できる時代なのかもしれません。
また、パソコンを使っての就労作業の幅もいろいろ増えそうです。
今回の見学の中で、NPO法人タートルさんのHPに就労事例が載っていると教えていただき、見てみました。
見た感想は、就労事例はあるけども、就労者はみなすごい人達で、職場も障がい者雇用に積極的なところが多く、また大手企業であり、少し現実離れしてるかも…という感じです。
これだけハードルが高いとなかなか該当する人も少ないのでは?
とも思いますし、まだまだ就労場所や仕事も少ないと感じます。
視覚障がい者にとって、パソコンというツールはとても重要なポジションになると思いますし、可能性もあるとは思います。
でも、それ以外にも何か仕事はないのかな?とも思ってしまいます。
仕事の選択もできる世の中の一端をなにか作ってみたいものです。
福祉事業の作業内容を模索する日々は続きそうです…(⌒-⌒;)